SharePointのゴミ箱の保持日数の仕様について
SharePointのゴミ箱の仕様についてメモ。
というのも、削除後の保持期間が30日説、60日説、90日説いろいろあって混乱するからです。私自身の整理のためにも、以下の図と表を作成してみました。
図:SharePointのゴミ箱の保持日数の仕様についてのイメージ図
表:SharePointのゴミ箱の保持日数の仕様についての表
種類 | ゴミ箱 | 保持日数 | |
オンプレミス | オンライン | ||
アイテム | 第1レベルのゴミ箱 | 30日(既定) | 90日(固定) |
第2レベルのゴミ箱 | |||
サイトコレクション | 管理センターのゴミ箱 | – | 30日(固定) |
要点としては・・・
- 第1レベルのゴミ箱と第2レベルのゴミ箱それぞれで30日や90日保持する訳ではない。削除されてゴミ箱に入った時点からのトータルの保持日数が30日や90日である。
- 「ゴミ箱」ジョブ(2010だと毎日、2013だと毎週)が実行されたタイミングで自動削除が行われるので、30日や90日を過ぎてもオブジェクトが残存していることもある。
以下、参考リンク
既定では、ごみ箱の中のアイテムは 30 日後に自動的に削除されます。アイテムがユーザーのごみ箱またはサイト コレクション (第 2 段階) のごみ箱のどちらに送られた場合でも、サーバー管理者が [サーバーの全体管理] で指定した日数を過ぎたアイテムは自動的に削除されます。
■SharePoint サイトのごみ箱で削除されたコンテンツを復元します。
SharePoint Online の場合、ごみ箱のアイテムは約 90 日後に自動的に削除されます。
SharePoint Online にてごみ箱の保持期間を変更することはできません。